

第 15 回 " ブラジルに大停電発生 " 2009年11月16日
去る11月10日(火)夜10時15分頃、隣のパラグアイ国広域とブラジルの18州という広範囲で、4−7時間に及ぶ大停電が発生しました。
特に、ブラジルで人口の集中しているサンパウロ州、ミーナス州、リオ州の3州では全域が停電するという非常事態となり、交通機関や水道網が完全に麻痺、ブラジル人口の40%以上に及ぶ約7千万人に影響が出ました。

当局の公式見解では、イタイプー発電所から出ている高圧送電線の内、サンパウロ州南部を通っている送電線3本に落雷があり、電気回路がショートして、送電線に直結する変圧器15基が連鎖的に停止したことに起因するとしていますが、正確な原因はまだ解明されていません。
専門家たちの話では、落雷が送電線を直撃したという事実は、国立宇宙調査研究院(INPE)でも認められておらず、非常に懐疑的であるとしています。
また、連邦会計検査院(TCU)によれば、今年7月時点で、将来大停電を引き起こさないためには、送電基盤の設備投資が必要と訴えていた経緯もあり、政府の怠慢との見方も広がっています。
2016年オリンピックのリオ開催を控え、ブラジル全土の治安改善や新幹線導入計画に加えて、新たな問題が提起された感がします。

尚、イタイプー発電所は、パラグアイとブラジルの国境にあり、両国共有の世界最大級水力発電所で、パラグアイ全土の80%とブラジル全土の20%をカバーする電力供給を担っています。
次回の"ブラジルからの報告"をお楽しみに!!


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