

第 12 回 " ブラジル・サンパウロ州内の禁煙条令 続報 " 2009/08/24
サンパウロ州民の大きな関心事となっていた禁煙条令は、とうとう8月7日から施行への運びとなり、初日には州全体で1,500人の取締り係官が配置されましたが、摘発にあった箇所はわずか15件にとどまりました。
本条令は、一言で言いますと『屋根のある公共の建物内での喫煙は禁止』という厳しい内容になっているため、喫煙禁止区域は広範囲に及びます。

喫煙できる場所は屋外かあるいは自宅に限定されます。そのような背景から条令施行後1週間で、早速新たな問題が浮き彫りになってきました。
ビルのオフィスで働く人達は、タバコを吸う目的でエレベーターを降りて外へ出るため、ビル街の片隅ではタバコを吸う人達が急増しています。
当然のように歩きタバコも増え、サンパウロ市内の道路はあちこちに捨てられたタバコの吸殻が、酷く目につくようになり、タバコの吸殻で街の美観は損なわれてしまいました。
喫煙者のマナーの悪さ以前に、歩道での灰皿設置が大きく遅れを取っていることが原因です。

また一方、昼夜を問わず、歩道の片隅では至るところでタバコを吸いながら話し込む人達が増え、騒音などの苦情が出ているほか、レストランや酒場の外では、タバコを吸いに男女が集まってくるため、ナンパ場所として注目されるようになってきました。
これは、すべて禁煙条令の副作用ということでしょう。
尚、リオ州ではサンパウロ州の禁煙令を採用しようという動きが出ており、愛煙家にとってますます居心地の悪い国になりつつあります。


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